●1歳児

選択権・決定権はこどものもの・・・一人立ちへの出発

こどもは生後10ヶ月頃から 「自分でやりたい!」という意欲を見せはじめます。

1歳を過ぎるとこどもたちは何でも「ジブンデ」やりたがるようになるでしょう。

食事・排泄・片付けなど自分のことを自分でやることが大きな喜びとなります。そして、自分でできた喜びをおとなに共感してもらいたいのです。

「思い」が強いから「こだわり」も強い!そんな思いに気づかずにすすめていこうものなら大変な抵抗にあってしまいます。気持ちを受けとめてもらい、次への行動の見通しがもてるとはじめて行動に移せるのが1歳児なのです。納得しないと動かない「自我」の育ちを心から喜び、応援できる大人でありたいと思います。

歩行が始まり、様々な道具を目的に応じて使えるようになったり、ことばの数も増え、簡単な会話もできるようになり、おはなしが楽しくなります。そして何よりもこういった力を“ジブンデ”使いこなそうとし始める事によって自分の世界も対人関係も飛躍的に拡がっていきます。

つまりこの時期は、人間らしくイキイキとした生活を自分でつくっていく力の基礎を育てる時期となるのです。

<発達の特徴>

□歩きはじめ、手を使い(道具の使用)、ことばを話すようになります。道具を使える手指の発達がこどもの生活をより豊かにしていきます。

□運動機能の発達がめざましく、つかまらずに歩けるようになったり、押す・投げるなどの運動機能も増して行きます。

□目の前に無いものを思い浮かべたり、これから先のできごとを期待することが可能になります。

□他人とは異なる「自分」、行動の主体としての自分(自我)を持ちはじめます。

<大切にしたいこと>

□こどもの発達の安定を図りながら、自分でしようとする気持ちを大切にします。

□自分の気持ちを表現できない事や、思い通りにいかないことで、時にはおとなが困るような事をすることも、発達・発育の過程であると理解して対応していきます。

表現しきれない気持ちを代弁したり、気持ちの橋渡しをしたりして、関わりたい気持ちを大事にしていきます。

□盛んになる探索活動が充分できるように、魅力的な環境づくりをしていきます。

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