●2歳児

自分のことは自分で

大いなる模倣者・・・人類としての能力の確立期

自分で考え、自分で決め、自分で行動していく“自我”をしっかり誕生させて、幼児期に確実に入ってきています。パンツやズボンはもちろん、ボタンかけもできるようになって、ずいぶん大人の手から自由を獲得してきたけれど、まだまだ大人の手もたくさん貸してほしい・・・そんな時代。自分でできることが増えると、それは「自信」になって意欲につながっていきます。こだわりからも開放され、あたらしい人との出会いを喜んだり、珍しいこと、新たな取り組みにも挑みます。

自分の目的やつもりを持って外の世界に働きかけ、その活動の結果を達成感に結びつけたり、「もういっかい」と繰り返し、失敗してもまた気持ちを立ち直らせて挑戦しようとします。自分の身体や手を使って対象を変化させ、その変化によって自分の力を感じとりながら、さらに生活やあそびを拡げ、イメージやことばの土台もふくらませていきます。

<発達の特徴>

□走る・跳ぶなどの基本的な運動機能が伸び、身体を自分の思うように動かす事ができるようになり、身体運動のコントロールも巧くなり、リズミカルな運動ができるようになります。 指先の動きも急速に進歩し、箸を操作できる手を誕生させます。

□話しことばはもう一人前。自分のしたいこと、してほしいこと、をことばで表現できるようになります。行動範囲も広がり、自分のことはさておいても友だちのことによく気がつく世話 好きな姿がよく見られます。

□生活に必要な行動が徐々にできるようになり、自立へ向かっていきます。自立に向かう力が様々な力を伸ばしていく土台となります。

□行動の主体としての自我が充実してきます。「ジブンデ!」と大人の手を借りずになんでも意欲的にやろうとします。

<大切にしたいこと>

□ 生活習慣が確かな力となって自立へと向かっていけるように接していきます。

身辺自立の“旬”はこの時代。この期を逃さず、しっかり身につけさせましょう。

□生活に必要な行動が徐々にできるようになり自分でやろうとします。時には甘えたり、思い通りにいかず癇癪を起こすなど感情が揺れ動きながらもそれは自我の順調な育ちである事を理解して気持ちを受けとめ、さりげなく援助できるようにします。

□模倣やごっこあそびの中で、大人が仲立ちすることにより、友だちと一緒にあそぶ楽しさを体験できるようにしていきます。

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