●3歳児

もういちにんまえ ! 唯我独尊の時代

(自我の確立期)

「赤ちゃん組ではないんだ!今日から幼児組!!」・・・進級したとたん 「オレ」 を連発する男の子。 大人のすることがやりたくてたまらない姉さん気どりの女の子。

幼児期へと足を踏み出したこどもたちは、獲得してきた「1歳半の力」を生活やあそびや仲間関係などのさまざまな局面で豊かに発揮していきます。2歳児同様自分の目的やつもりを持って外の世界に働きかけ、その活動の結果を達成感に結びつけ、失敗してもまた気持ちを立ち直らせながら自我をふくらませていきます。

興味を持つとみんながワーッ!!と集中し、興味のな事にはそっぽを向いて知らんぷり。「ギャング時代」と呼ばれるに当てはまる姿をあちこちで見せはじめます。

<発達の特徴>

□この時期までに、基礎的な運動能力が一応育ち、「~しながら~する」という二つの違った動きをひとつにまとめた運動ができるようになります。

□食事・排泄などもかなり自立できるようになり、話しことばの基礎もできて「ぼくが~する」と自分の力に自信を持ち、一人の独立した存在として行動しようとし、自我がよりはっきりしてきます。

□あそびの中で、少しずつ友だちと分け合ったり順番を守ることがわかるようになります。 「いれて!」「あそぼ!!」という仲間作りに必要な言語も使うようになって友だちとの 生活が一段と親密になります。

あそびの中で社会性の発達を促し、より豊かな人間理解へとつながっていく大切な基礎固めをしながら一方で「自分が一番好き!」な三歳児でありたい。生活再現のごっこあそびでは、注意力や観察力がするどく、身のまわりの大人の 行動や日常経験していることなどを取り入れ再現するようになるのでドキドキするやらハッ!!とするやら・・・。

<大切にしたいこと>

□心身ともにめざましい発育・発達を示すときであり、それだけ丁寧な対応が求められます。 自我がはっきりしてくるものの、それをうまく表現や行動に表わすことができないところもあるので、一人ひとりの気持ちを大切に受けとめ見届けていきます。

受けとめつつ見届ける中に、大人の願いを伝えていくことも大事です。

□自分のことが自分でできるように見守っていく中で、基本的生活習慣を確立させ「なんだって自分でできる」自信を育てていきます。

□友だちの中で自分をしっかり出しながら、友だちと一緒にあそぶ楽しさを存分に経験しながら、弱肉強食の世界にならないように話し合いや指導を入れていきます。

 

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