●O歳児 

たっぷり飲んで、たっぷり眠り、たっぷりあそぶ、おとな依存の時期

「人間は生理的早産だ」といわれます。 重い脳を持って生まれるけども、出生時に働いているのはわずか2%だそうです。  しかし0歳~1歳までの一年の発達はめざましく、感情・心はもちろん身体的にも二本足歩行を獲得するという変化の大きい時期です。

生まれたての“動物的”な状態から、“人間”へと移り変わる人生で最も大きな成長をとげる時といえるのです。

近年、身体の緊張が強すぎる子、筋力が弱い子など、弱さを持つ子が多いと言われています。しかしそういう弱さも働きかけ如何で克服してゆける可能性が大きく、その事は私たちの保育の中でも実証済みで、大いに励みとなっています。

このように0歳時期は、様々な発達の可能性を内に秘めているばかりか、働きかけを受け入れる中で人への愛着が育ち、大好きな人と心を通わせて人生の喜びを体中で感じとりながら育つ、あらゆる面でとても重要な土台の時期といえます。

<発達の特徴>

□母体内から外界への環境の激変に適応し、その後は著しい発育・発達が見られます。

□視覚や聴覚などの感覚の発達はめざましく、これにより自分をとりまく世界を認知し始めます。

□生得的、生理的な諸能力の発達も、そのこどもが生活している環境、特に周りの大人との温かく豊かな相互応答的な関係の中で順調に促進されていきます。

□こどもは、笑う・泣くという表情の変化や動きなどで自分の要求を表現する力を持ちます。

この表現から要求をよみとり、その要求に応え,適切かつ積極的な働きかけが大切です。働きかけの中でこどもと大人との間に情緒的な絆が形成され、これは、対人関係の一歩であり、自分を受け入れ人を愛し信頼する力へと発展していきます。

<大切にしたいこと>

□「睡眠」「授乳」「排泄」「目覚めている時の活動」…これらの要求を満たしながら生活リズムをつくっていきます。生活リズムは、働きかけてつくっていくものです。

□こどもの要求の受けとめ方や大人の働きかけをよくすることで、快・不快などの情緒の発達やことばの発達を促します。

□“人間好きなこどもに育って欲しい ” と願いをこめて愛情に満ちた感情の交流を図ります。 一人ひとりの丁寧な関わりをたいせつにし、保育士との信頼関係を築きます。

 

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