★子どもたちの健やかな成長を願って  2017年度のまとめ

0歳児クラス

 今年度は0歳児の入所が遅く、7月下旬より高月齢、低月齢二クラスに分かれて生活してきました。少人数で生活する事で、子ども達の一人一人の様子もわかりやすく、落ち着いて生活できました。

 月齢の低い子ども達は、睡眠時間やミルクの時間を中心に考え、「飲む」「眠る」「遊ぶ」の生活リズムを整えていき、家庭との連携も大切に考えてきました。生活リズムが整うことで、遊ぶことにも意欲的になります。

這う、歩く等、身体の様々な部分が使えるようにと考え、マッサージにも取り組んで身体の発達を促してきました。身体が硬い、柔らかいなどアンバランスな所もあり、一人一人に合わせた取り組みの必要性を感じています。又、子ども達の発達に合わせたおもちゃを作り、遊びを通しての身体づくりにもとりくんできました。発達に合ったおもちゃは、身体づくりだけでなく、「あのおもちゃで遊びたい!」という目的を見つけて、子どもが自分で意識して向かうという内面も育ちます。

おとなとの信頼関係づくりも大切に考え「いないいないば~」「まてまて遊び」「くすぐり遊び」などのふれあい遊びも大切にしてきました。

 月齢の高い子ども達は、10月末より午後の1回睡眠に切り替え、午前中「しっかり遊び」お腹をすかせて「しっかり食べ」「まとめて眠る」の生活リズムができました。

また、“自分でやりたい”という気持ちが膨らんでパンツなど、自分で出してきたり、はこうとしたりする姿も増えました。友達と繋がりたい気持ちも大きくなってきていたので、あそびやおしぼりをわたしてあげる活動などを通して、友達の名前がわかったり、共感して楽しめるようにと考えて活動をつくりました。

1歳児クラス

月齢差で「こぶた」「ちいぶた」の二つのクラスに分かれて保育してきました。1歳児の1年の月齢差は大きく、近年1歳児の新入園はほとんどが「ちいぶた」の月齢です。その為、新入園の子ども達にとって、少人数でゆっくりと、わかる生活を送る事は新生活に慣れるには良かったようです。今年度は0歳児の入園が遅かったので、「ちいぶた」は6月まで1階で生活してきました。歩行が安定していない子・新入園の子ども達にとって、1階での生活はゆっくりでき、安定しやすかったようです。

毎朝ホールでの合同保育では、遊具を様々に組み合わせて遊ぶことで、身体づかいも少しずつ上手になってきました。散歩も、春はお散歩車で、出かける事も多かったのですが、年度後半には友達と手を繋いで近くの公園に歩いて行く事もできる様になりました。

友達と一緒に遊ぶのが大好きになってほしいと、いろいろなごっこ遊びに取り組みました。自分達の身近な「アリ」や絵本を題材にしたことで、クラスのみんなで共感し、楽しめたようです。「みんな一緒に楽しかった!」という思いを積み重ねていくことで、子ども達だけでもお人形・ままごとなどのごっこ遊びが盛り上がってきました。

生活の中では「じぶんで!」という気持ちが大きく膨らみ、着脱や排泄に自分から向かえる子どもも増えてきたようです。遊びに、生活にと意欲的な子ども達に育ってきました。

 

2歳児クラス

4月、初めて自分のリュックを背負い登園することが嬉しくて張りきっていました。朝夕自分でお仕事(自分でノートやタオルなどを出し入れ)をすることはとても大変だったのですが、1クラスごとの人数が減り、わかりやすい生活を工夫し丁寧に送る中で、少しずつ次の見通しがもてるようになり、身辺も自立し自分の事は自分でできるという誇りがもてるようになってきました。

活動など自分でわかって次に進むことや保育士も子ども達と一緒に思いっきり楽しむ事を大切にしてきました。友達の存在も大きくなり、友達と一緒なら少し抵抗のある活動も楽しめるようになり、運動会も友達と一緒に「10ぴきのかえる」「11ぴきのねこ」のごっこの世界のイメージを共有することが出来ました。ごっこあそびを通して、身体を使った遊びも沢山してきました。散歩にしっかりでかけたり、秋の遠足では、電車を使って三滝の仁王様まで歩いていけるようにもなり体力もつきました。

話し言葉も豊かになった子ども達も増え、自分の気持ちを言葉で表現したり、言葉でのやりとりも楽しめるようになり、劇遊びにつながっています。3月の終わりに、「てぶくろ」「おだんごぱん」の劇遊びを小さいクラスに観てもらい、自信をつけクッキングも楽しみました。

 

3歳児クラス

 幼児になると、分園の生活になり、一クラスの人数が増える為、年度当初は落ちついて生活出来るよう考えました。28人という人数の為、生活がわかりやすく、話しも集中して聞けるように「集まり」と「お当番」は二つのグループに分かれましたが、活動は一緒にしました。14人という少人数にする事で、不安な思いをしていた子ども達も安心して生活できるようになったようです。

分園での新しい生活への期待は大きかったようで、一つひとつの活動を楽しみながら生活できました。ごっこ遊びにも力を入れ、なかなか遊びに入れなかった子ども達も、保育士が一緒になって楽しみ工夫することで、みんなでごっこの世界を楽しめるようになりました。子ども達だけで遊びも展開し楽しめるようにもなりました。

ルールのある遊び(おにごっこ等)も最初は「つかまりたくない」と、入ってこない子ども達もいましたが、ルールを発展させることで、理解も深まり自分から遊びに入ってくる子どもも増えたようです。みんなが楽しめるには?と考えて工夫していくことは大切だと確認しました。年度後半の劇遊びでは、クラスみんなが役になりきること、言葉のやりとりを楽しみ、観てもらうことも楽しみに出来るようになってきました。

年間を通じて、身体づくりを大切に考え、朝、保育のスタート時にストレッチやミニリズムをしたり、口腔内体操を取り入れたりしました。年間を通じて意識的に身体を動かすことは大切だと確認しました。

 

4歳児クラス

進級することがとてもうれしくて、期待を持って生活することができ、日々の生活も、自分の事は自分でやり切る力はついてきました。中には、自分の仕事を忘れている人もいましたが、友達同士で声を掛け教えあう事も出来る様になりました。

運動会での支えあいや教えあいの関わりがあったことで、びゅんびゅんごまや缶ゴマも、友達が「できん」と言っていると、ひもの巻き方を教える姿も見られるようになりました。そして難しくてもチャレンジし、粘り強くとりくめるようにもなりました。そのようなかかわりに中で、友達のこともより意識するようになり、あんな風になりたいと憧れる姿もでてきました。

当番では内容より、集まることに気持ちが向いていましたが、当番が終わった時に“シールを貼る”などして「話し合う」「当番の内容」が確認できるよう工夫をしたことで、「一人一人がどのような役割を果たしたのか」「話し合いはどのように進められたのか」など深められ、一人一人、やりたい事が発言できるようにと考えてきました。

初めてのことには抵抗を感じる子どももいますが、公園でいろいろな鬼ごっこや転がしドッヂボールなども子ども同士で楽しめることも増えてきて、クラスのみんなが楽しめるようにもなってきました。散歩にも出かけ、しっかり歩けるようになってきました。

 

5歳児クラス

 4月は自分達の生活を自分達で創っていく!と張り切ってスタートしました。おひさまとして任せられる、仕事(誕生会の司会、プレゼント作り、トイレ掃除など)にも誇りを持っていました。自分の身の回りの事はやりきる事ができるのですが、友達の事を気にかけたり、困っていたら手伝う姿は少なかったので、運動会の取り組みを通して友達同士の関係を深めていきたいと保育してきました。運動会の取り組みでは、友達が練習しているとそばで見守ったり、声を掛けたり、関係が少しずつ深まっていきました。競技の中で、走るのが速くなった、逆上がりができるようになった、など自信もつけてきています。また活動にも意欲的になる子どもも増え、新しい事に挑戦していく姿も増えました。その頃から、朝夕の集まりも、自分達で進めようと意識的になる子ども達も段々と増えてきました。

班で、劇遊びに取り組み、少人数の中で自分の思いが言えたり、みんなで一つの物を創っていこうと意識的になりました。他のクラスの前だと、台詞の声も小さくなる子どももいましたが、その経験が、卒園式に向けてとりくむ「オキクルミ」の練習では、声の大きさ、表現を頑張を頑張ることにつながりました。また、岩手県の民舞「中野七頭舞」を1年間踊り、友達とグループを作り教えあったり、二人組みで息を合わせたりと友達と一緒に過ごした1年でした。

 日々の保育もその年齢ごとの成長発達に欠かせませんが、正しい生活リズムを一定にすることで、子ども達の心も身体も安定させ、意欲を育てると考えています。朝遅くまで寝ていると「朝食も摂れず、午前中はぼんやりと過ごし、給食前にはお腹がすいてイライラする」という悪循環になりかねません。乳幼児期に正しい生活リズムを身につけることは意欲を育てると共に就学に向けても必要だと思います。また就寝前は、テレビやビデオなど刺激的なものは消し、親子で絵本を読んでみてはどうでしょうか。今年度もクラス会、連絡ノート、クラスだより、お迎えの時間などで子ども達の保育園での様子を伝えていきたいと思います。家庭での様子は連絡ノートや直接担任にお話ください。

「保育は保護者と共に」をモットーに子ども達の成長を共に喜び合いながら、家庭と保育園がしっかりつながり合っていきたいと思います。

 

どろだんご2015年06月

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